仕事を退いてから
かなこさん宛に
一年の間に 沢山の絵手紙を描いた
大きくなって こんな爺じの事
思い出してくれるかい

なおこの一言コメント

本当に沢山の絵手紙がじいじちゃんから華奈子に届きました。
字が読めるようになったころから、華奈子は、
じいじちゃんの絵手紙をそれはそれは喜んで、
なんどもなんども読み返したりしていたんですよ。

家で一番沢山手紙を受け取っていたのは、
私でもなく、夫でもなく、華奈子さんでした。

たまった絵手紙は保管してあります。
本人は楽しいだけで、まだ今はよくわからないかもしれないけど、
これらはみんな、じいじちゃんからの思いがたくさんつまった、
どんな高価なプレゼントも足元にも及ばない、
この世でふたつとない華奈子の宝物です。


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